今、各教室では「体験文」を学習しています。 その下書きシートの項目で、次の2つがなかなか書けない生徒がいます。
●「その出来事を通じて気づいたこと、発見したこと、なるほど!と思ったこと」
●「反省点や課題、これからはこうしようと言うこと」
どんな出来事でも、それを経験することで何かしらの変化(気付きや反省など)はあるはずです。 「ない!」とすぐ匙を投げる子もいますが、無いのではなくて「意識していないために気付けない」のだと思います。
この体験文を通して、
じっくり考える力
文章力
表現力
そして、気付きの目、課題を見いだす目
を身に付けるトレーニングが出来ればと考えています。
同じ出来事を経験しても、沢山の気付きを得られる人と、全く得られない人がいます。
また、常に課題意識を持って物事を行う人と、そうではない人がいます。
それぞれ前者のほうがきっと、いわゆる「成功する」人なのだと思います。
時間はかかります。
でもトレーニングをしないとこれから先も出来るようにはなりません。
初めは些細なことから。それから徐々に気付きのレベルを上げていくよう導いていくのが指導目標です。