塾長ブログ

まさに一石二鳥

2月12日は漢字検定。受検する生徒たちは合格に向けて毎日コツコツと学習しているようですよ。

みがくでは「漢検ステップ」というテキストを受検者に配付しています。まずはこれを遅くても検定1週間前までに仕上げることが目標です。間違えた漢字には印をつけて、復習をしながら進めていきます。

 

うちの娘(小4)も今回は7級(4年生修了程度)を受検します。小学校での漢字復習と漢検学習をリンクさせるため、今はまだ学年を超えた級を受けさせないのが我が家の方針です。先へ進み過ぎて、今の学年で習う漢字を忘れてしまうなんてことになったら本末転倒ですからね。今後の予定では、5年生で6級、6年生で5級(本人に意欲と余裕があれば4級も)と、のんびりペースで進めていきたいと考えています。

 

ちなみに、中学受験だけではなく高校受験の8割以上は小学校で習った漢字から出題されます。漢検で言うと中学受験では5級まで、高校受験では4級までの内容をしっかり学習すれば、大半は足りるということです。ただし、願書に「漢字検定○級取得」と認定資格を記載できるのは経験上、中学受験で5〜4級以上、高校受験で3級以上といったところでしょうか。英検と比べて漢検は.、○級以上で加点…というような優遇措置をとっている学校がまだまだ少ないのが現状です。それでも全く有利に働かないという訳ではないと思うので、記載できるものなら書いて、努力の成果をアピールしたいものです。

娘には、漢検ステップの学習と並行して「言葉ノート」も書いてもらっています。ステップの中に出てくる熟語の中で意味がわからないもの、曖昧なものがあれば、それをノートに書いていきます。そして辞書で意味を調べて転記し、自作の例文をその横に書いていくという学習です。記号のように漢字を覚えても、いざという時に使い物になりません。どうせ漢字を覚えるのならば、その漢字を単体で覚えるのではなく、熟語とセットにして意味ごと頭に入れてしまったほうが効率が良くて効果的です。漢字学習を通して、漢字力と語彙力、どちらの力も身につけてしまいましょう。

 

その一手間が道になる。頑張れ。

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