「考えることが苦手」という子が増えてきた気がします。想像をめぐらせることも、論理的に思考を構築することも上手くできません。粘り強く、抉って深く考えることができない子がここ数年で激増してきた感じです。
「うちの子、ゲームは得意なのですが、あれも思考力なのではないのですか?」と聞かれることがありますが、ゲームで使う思考力と、日常生活や勉強で使う思考力とでは性質が異なります。
ゲームでは「行動したことによる結果」がすぐに画面や音で返ってきますよね。強い刺激が与えられることで脳内にドーパミン(快楽物質)が出るのですが、この強い快感に脳が慣れてしまうと、成果がすぐに出ないことに対しては諦めがちになります。例えば、長めの本を読んだり、長期の計画を立てて実行したり…というような地道で長期的な作業に対しては脳が退屈を感じて思考を放棄するようになるそうなのです。
ゲームから距離を置くのが1番なのでしょうが、そう簡単にはいきません。対策として、15分とか30分などといった短時間での目標を立て、その時間の中で段階的に学習を進めることをお勧めします。「タイマーをセットし、それが鳴るまでに解き終わるというミッション」のようにゲーム感覚で勉強を行って、「今、私は楽しいことをしている!」と脳を騙す作戦も意外と効果的です。
今、みがくの学習として、「思考力トレーニングシート」を作成しているところです。完成したらご紹介させていただきますね。