塾長ブログ

ひかりのめんたる

先日、娘が学校で「1年生のときに好きだった子」のことを男子数名にからかわれたそうです。

授業中(休み時間?)に割と大きな声で話題に出されたらしく、親の私のほうが心配になってしまいました。…ほら、今は思春期真っ只中ですし、特に恋愛系の話題は周りに騒がれたくないじゃないですか。happyな内容ならまだしも、気まずい過去の出来事ならなおさらです。

「学校に行きたくない」と言い出さないか心配になり、大丈夫かと尋ねたら、

何が?ひかりは悪いことを何もしていないし、いくら言われても完全無視するから平気。」とにっこり。

…笑ってる。強っ!

昨晩も、「あの件はどうなった?男子たちはまだ言ってくる?」と聞いたところ、「無視していたらあまり言われなくなった」とのこと。多少は強がっているのかもしれませんが、どうやら無理している訳でも無さそうです。

相手の思いや発言はこちらでコントロールすることができません。たとえ相手が自分に対して嫌な発言をしたとしても、それは相手が全責任を負うことであり、言われた自分サイドの問題ではないのです。自身の言動で後悔するのも、反省するのも、何も感じないのも、それは相手側の問題。「相手と自分の境界線」をきっちりと引き、自分は己にできることを粛々と行う。ただそれだけです。

娘は、「自分に非がないのに、相手の発言ごときで傷ついたりしない。無視を決め込もう」と考え、貫き通しています。相手や周りに迷惑を掛けたのなら、それは自分にとっても対処すべき問題になりますが、この件に関して娘は何も悪くありません。無駄なことにエネルギーを使わないのは合理的な強さだと言えるでしょう。

子どもも大人も揉め事の大半は、「想像力の欠如」と「スルーできない心の持ちよう」が根底にあります。こんなことを言ったら相手が傷つくかもしれないと思いを巡らせることも、それは自分の問題ではないと受け流すことも、生き抜く上で必要な技術。スルーすることは逃げでも諦めでもなく、大事な時間とメンタルを守るための賢い手段なのです。

…親としては出張り過ぎず、放ってもおかず、娘と日々対話を重ねながら見守っていきたいと考えています。

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