二度あることは三度ある。
大抵は良くない事態が起きた際、もしくは注意喚起をする際に、「悪いことは繰り返される」という意味合いで用いられる言葉です。
硬膜下血腫が再発し、先月2度目の手術をした義父。1ヶ月後の検査で再再発が発覚したため、今日の午後に3回目の手術を受けました。このまま血腫が広がると、手足に力が入らなくなったり、物忘れなど認知症のような症状が出てきたりするので放置することはできません。
通常は脳に溜まった血腫を綺麗に除去すれば、自然と出血は止まるらしいのですが、義父の場合はいくら血液を取り除いてもまた滲み出てしまうのです。3回目の今回は、鼠蹊部からカテーテルを挿入して損傷箇所を特定し、コイルで塞栓する手術を行いました。
夕方、先生から電話が来て、2時間ほどかかったそうですが、手術は無事に成功したとのこと。一安心ではありますが、まだ手放しでは喜べません。明日はまた血腫を除去する手術があるのです。連日の手術は本人だけではなく、家族にとっても大きな心労を伴いますね…。今日、明日と手術をしてもやっぱり血腫が溜まるようなら最後は開頭手術だそうです。三度目の正直に期待したいと思います。
今日の手術時間に合わせて、北海道神宮に義父の病気平癒を祈念してきました。帰りに六花亭に寄り、数年ぶりに「判官さま(140円)」をいただきます。ここ数日は義父の件で不安いっぱいでしたが、焼きたてのお餅と優しい甘さの餡が一瞬で幸せな気持ちに変えてくれたのでした。お番茶の心遣いも嬉しい限りです。